俳優の沢村一樹さん主演の連続ドラマ「DOCTORS 2 最強の名医」（テレビ朝日系・毎週木曜午後9時放送）の初回が11日、15分拡大スペシャルで放送され、平均視聴率は19．6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で、「半沢直樹」（TBS系）の初回視聴率19．4％を上回り、今期ドラマ最高のスタートを切った。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同シリーズの平均視聴率は11年10月放送の第1弾初回は13．7％、11年12月放送の最終回は18．5％、13年6月1日放送のSPドラマが14．7％を記録している。

　ドラマは沢村さんが天才外科医を演じる医療もので、11年10月クールに放送された「DOCTORS 最強の名医」の続編。経営難にあえぐ「堂上総合病院」を舞台に、沢村さん演じる相良浩介が人を救うという使命を忘れた医師たちと対立を繰り返しながらも病院の再生に尽力する物語。前作同様、相良と対立する外科のエース・森山卓を高嶋政伸さん、相良のよき理解者である内科医・皆川和枝を伊藤蘭さん、看護師・宮部佐知を比嘉愛未さん、院長・堂上たまきを野際陽子さんが演じ、黒川智花さん、敦士さん、滝沢沙織さんらも出演している。

　第1話は、相良が堂上総合病院に赴任してから2年後の設定。相良の働きにより見違えるほど病院は改善されたが、ある日、院長のたまき（野際さん）が引退を表明。甥の森山（高嶋さん）を新院長に指名し、森山の人格に不信感を抱くスタッフたちは動揺する……という展開だった。（毎日新聞デジタル）