ジョニー・デップ：かっこいい男の秘訣？「ニュース一切見ない」

　米俳優のジョニー・デップさんが17日、東京都内で行われた最新主演映画「ローン・レンジャー」の会見に登場。かっこいい男性になるための秘訣（ひけつ）を聞かれたデップさんは「格好よくなるためには格好悪くあれと思っている。クールであるためにはアンクールであれと。世間体を気にしないこともそう。僕もニュースなどでいろいろ言われているけれど、一切見ないようにしているし無視することにしているんだ」とクールに語った。

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　デップさんは12年5月の映画「ダーク・シャドウ」のキャンペーン以来1年2カ月ぶり10度目の来日で「東京にお招きいただきうれしい。いつも東京に来るたびにわくわくしているんだけれど、いつも問題は時間がないこと。いつかはゆっくり来たいと思っている」とあいさつした。会見には俳優のアーミー・ハマーさん、ゴア・バービンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんも出席し、529人の報道陣が集まった。

　ハマーさんは「ジョニーと共演していろいろなことを学んだけれど、彼はディテール、細かい部分をとてもよく観察している。スタッフ一人一人の役割についてもそうだし、監督がレンズを変えたら自分の立ち位置がどう変わるのかなどを豊富な経験の中から熟知している。見習おうと思いました」と語った。

　映画は、デップさん演じる復讐（ふくしゅう）に燃える悪霊ハンターのトント戦士と、ハマーさん演じる正義に燃えるヒーロー、ローン・レンジャーの、何もかも正反対な2人が、聖なる力に導かれ巨悪に立ち向かうアクションアドベンチャー。8月2日公開。（毎日新聞デジタル）