アイドルグループ「Kis−My−Ft2（キスマイフットツー）」の玉森裕太さんが主演を務めるTBS系「木曜ドラマ9」枠の連続ドラマ「ぴんとこな」が18日、スタートする。歌舞伎界をテーマにした初めての連続ドラマで、玉森さんは“歌舞伎界のプリンス”を演じるほか、本物の歌舞伎俳優も出演するという。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　ドラマは、少女マンガ誌「Cheese！」（小学館）で連載されている嶋木あこさんの小学館漫画賞作で累計発行100万部を超える人気少女マンガが原作。歌舞伎界の名門木嶋屋の御曹司という立場に嫌気が差している河村恭之助（玉森さん）と、歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、持ち前のハングリーさで奮闘する澤山一弥（中山優馬さん）の2人がしのぎを削りながら歌舞伎界の高みを目指す物語を軸に、川島海荷さん演じる歌舞伎好きの女子高生・千葉あやめを巡った三角関係も描かれる。

　恭之助の父親で師匠でもある河村世左衛門役で岸谷五朗さん、歌舞伎界の先輩役で山本耕史さん、重鎮役で榎木孝明さん、家政婦役の江波杏子さんが出演するほか、ジャニーズJr．の松村北斗さん、ジェシーさんらも出演する。

　第1話は、声よし顔よし姿よしで“歌舞伎界のプリンス”と呼ばれ、人気を博している恭之助だが、唯一の難点は“やる気がない”こと。どんなに努力をしても父親に認めてもらえないことから、歌舞伎に対する思いが冷めてしまっていた。ある日、歌舞伎の演目「春興鏡獅子」で主役を演じた恭之助は、終演後、同じ高校に通う千葉あやめから「あんなの鏡獅子じゃない！　金返せ！」と背負い投げをされてしまう……という展開。

　ドラマは18日スタートで、毎週木曜午後9時放送。初回は2時間3分スペシャルとなる。（毎日新聞デジタル）