マイコ:クラシックバレエでの挫折経験語る

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 女優のマイコさんが2日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたNHK福井開局80周年記念ドラマ「恐竜せんせい」の完成試写会に出席。人生をやり直そうと一念発起した主人公・汐崎野子役を演じたマイコさんは、自身の挫折経験について質問されると「クラシックバレエでプロを目指していたのですが、16歳の時に膝の故障や体形の変化でやめたことが挫折」と過去のエピソードを告白。「どうしていいかわからずフラフラしていた時期があった」と明かしたマイコさんだったが、「その時間があっての今なので、その時間は否定しないです」と前向きに話していた。

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 ドラマは、日本一の恐竜化石の産地・福井県勝山市が舞台で、東京で雑誌の編集者をしていた野子が主人公。ある日、読者から「うそつき女」と呼ばれ、編集長と大げんかし、職を失ってしまった野子は、勝山で暮らしていた小学生のころに恐竜の化石を発見し脚光を浴びたときのことを思い出す。人生をやり直そうと一念発起し、勝山の化石発掘現場に向かった野子は、かつての同級生の大地くん(高橋光臣さん)や恐竜研究の第一人者・阿久津館長(長塚京三さん)らと出会い……というストーリーが展開する。

 マイコさんはドラマを見た感想を「人ってやさしいなと思った」と話し、「つらい思いをしているとき、一歩を踏み出す勇気って大変だと思うけど、まわりの人はあたたかく迎えてくれる。一歩を踏み出すと人生って変わると思う」と熱弁した。

 「恐竜せんせい」は、9月4日午後10時~同10時59分にBSプレミアムで放送。(毎日新聞デジタル)

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