半沢直樹:エグゼクティブも「倍返し」に共感!6割が視聴

決めぜりふ「倍返し」が共感を呼んでいる半沢直樹を演じている堺雅人さん=ドラマ「半沢直樹」完成披露試写会で
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決めぜりふ「倍返し」が共感を呼んでいる半沢直樹を演じている堺雅人さん=ドラマ「半沢直樹」完成披露試写会で

 俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マンを演じ大ヒット中のドラマ「半沢直樹」(TBS系)について、会員制転職サイト「ビズリーチ」が会員のエグゼクティブ(平均年収1110万円、平均年齢45歳)を対象に聞いたところ、5割以上が上司や権力者に屈しない半沢直樹の強さに共感しており、6割がドラマを見たことがあると答えていることが明らかになった。

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 調査は8月、同サイトの会員563人を対象にアンケートを実施。回答者の92%が男性だった。視聴したことがあるとの回答は62%で、視聴経験のある人にドラマの人気の理由について聞いたところ、「主人公が上司に屈しない強さ」が63%、「上司や権力者に対して『倍返し』でやり返す痛快さ」が54%だった。

 また、半沢の強さに共感すると回答した人は全体の56%で、「自分の職場に不満を持っていて、そのうっぷんを半沢が解決することで、疑似的に自分の不満が発散される」(40代・係長クラス/メーカー)、「仕事に対する信念とプライドを持ちたい。自分も同じように働きたい」(30代・係長クラス/コンサルティング)とのコメントが寄せられた。

 また、ドラマの舞台となる金融業界からは「自分ができないことをドラマの主人公がやってくれている」(50代・部長クラス)、「私生活がリアルに再現されている」(40代・役員クラス)との声が出ており、そのリアルさも折り紙つきのようだ。

 ドラマは ドラマは、「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。銀行マン・半沢直樹が銀行の内外に現れる“敵”と戦い、組織と格闘していく様子を描いており、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)は、「10倍返し」を完了させた“大阪編”の第5話で関東地区29.0%、第6話では関西地区32.8%(同)を記録。1日放送の第7話では、ついに関東地区でも30.0%の大台に達しており、今後の展開に注目が集まっている。ドラマは毎週日曜午後9時放送中。(毎日新聞デジタル)

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