半沢直樹:「ここが正念場!」 危機を乗り越えられるか?第8話見どころ

「半沢直樹」第8話で「ここが正念場です」と湯浅社長に語りかける半沢(左)=TBS提供
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「半沢直樹」第8話で「ここが正念場です」と湯浅社長に語りかける半沢(左)=TBS提供

 俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マン役で主演を務め、右肩上がりの高視聴率を記録しているドラマ「半沢直樹」(TBS系、毎週日曜午後9時)の第8話が8日、放送される。金融庁検査の最中に、伊勢島ホテルの経営再建を危うくする事態が発生。「ここが正念場……」と気合を込める半沢が、この危機をどう乗り越えるのか。第8話の見どころを、名シーンとともに紹介する。

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 第8話は、金融庁検査を乗り切るため、半沢(堺さん)は、伊勢島ホテル社長の湯浅(駿河太郎さん)に、父である会長の更迭と資産の売却をさせ、伊勢島ホテルの120億円の運用損失の穴埋めをした。これでホテルが不良融資先として分類されるのを回避できたかに思えたが、検査の最中に、再建の柱であるITシステム構築中の外注先「ナルセン」が破綻すると、金融庁の黒崎(片岡愛之助さん)から告げられる。ナルセンが破綻すると、これまでの110億円以上の投資が損失となってしまう。事態を重く見た銀行幹部は、半沢をホテルの担当から外す方向で話を進めようとする……という展開。

 今回から、香川照之さん演じる大和田常務と半沢の本格的な対決がスタートする。半沢を出向という「片道切符の島流し」から守ろうと、銀行幹部らに食い下がる半沢の上司の内藤(吉田鋼太郎さん)に対し、大和田常務は模擬検査を提案。半沢の後任候補として、自分の息のかかった融資部の福山(山田純大さん)を立て、模擬検査で一騎打ちをすることになる。半沢が「あんたこそ、大ばかだ!」と言い放つ、その相手は誰なのか。一方、同時進行で進む滝藤賢一さん演じる半沢の同期・近藤の出向先、タミヤ電機の不正の行方も気になるところだ。

 ドラマは、小説「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。本部の営業第二部次長に栄転し、舞台を東京へ移した第6話で、平均視聴率は関東地区29.0%(ビデオリサーチ調べ)、関西地区では平均視聴率32.8%(同)となり、1日放送の第7話では、ついに関東地区でも30.0%の大台に達した。ドラマは毎週日曜午後9時に放送中。8日放送の第8話は、「2014世界バレーアジア最終予選男子 日本対韓国」の試合中継の延長で放送時間が繰り下がる可能性があるという。(毎日新聞デジタル)

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