大森南朋:「僕はおしゃべり」 無口なボディーガード役は似ていない?

連続ドラマW「LINK」の完成披露試写会に登場した大森南朋さん
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連続ドラマW「LINK」の完成披露試写会に登場した大森南朋さん

 俳優の大森南朋さんが29日、主演するWOWOWの連続ドラマW「LINK」の完成披露試写会に、共演の武田鉄矢さん、黒木瞳さんらとともに登場。武田さん演じる政治家の警護に就く無口なボディーガード役の大森さんは、「どうやってたたずんでいるのかを監督と話しながら決めていった。しゃべらないで立ってるのって難しい」と振り返り、役柄との共通点については「僕はおしゃべりだったりするので、そんなに似ていないかもしれない」と照れながら話していた。

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 「LINK」は全5話構成の完全オリジナルストーリー。大森さん演じる元警察官で民間警備会社勤務の寺原が、武田さん演じる大物政治家・松岡の警護に就く。一方、地方検察庁に飛ばされていた検事・聡子(黒木さん)は、辞令を受けて古巣・東京地検特捜部に帰任。そんな中、ある事件をきっかけに、寺原、松岡、聡子、そして信用金庫に勤める亜紀(田中麗奈さん)につながりが生じ……という展開で、物語が次々と連鎖し、やがてスケールの大きな群像劇へと発展していくヒューマンミステリーだ。

 ドラマには、玉山鉄二さん、ミムラさん、お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹さん、綾野剛さんらも出演しており、この日のイベントにも出席。大森さんは「実は綾野くんと向かい合って芝居するのは今回が初めて。現場で向かい合った瞬間に(初めてだと)お互い気づいて、急に照れ合うという……。いったんクールダウンさせてもらった」と明かした。IT企業の社長役を務めた綾野さんは「ここ3年で一番苦労した役。ほぼ共演者がいない役だったから、非常に難しかった。共演者がいてはじめて僕の芝居は成り立っていたんだなと感じた」としみじみと振り返っていた。

 ドラマは、映画「白夜行」や「神様のカルテ」で知られる深川栄洋監督がメガホンをとり、深川監督とは12年の映画「ガール」に続いてのタッグとなる篠崎絵里子さんがオリジナル脚本を書き上げた。大森さんが同枠に出演するのは2008年の「プリズナー」以来5年ぶりとなる。連続ドラマW「LINK」は10月6日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全5回、初回は無料放送される。また、スピンオフドラマ「LINK~ふがいない僕の格言日記~」も同局の無料動画サイト「W流」で配信される。(毎日新聞デジタル)

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