あまちゃん:LINE公式アカウントに“異変” 名ぜりふ返信で“あまロス”の癒やしに

「あまちゃん」の主人公・天野アキを演じた能年玲奈さん
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「あまちゃん」の主人公・天野アキを演じた能年玲奈さん

 ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のスマートフォン向け無料通話・チャットアプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントに起きた“異変”が一部ファンの間で話題になっている。同ドラマの公式アカウントは番組の情報を発信しているが、9月中旬からファンが公式アカウントにメッセージを送ると「じぇじぇじぇ」「いっぱーんだ~んせ~い」「ブティック!今野!ださださ!」などと劇中の名ぜりふをメッセージとして返信するようになった。NHKはこれまで“異変”について、公式に発表していなかったため、ファンの間で口コミで広がっている。

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 「あまちゃん」は、岩手県の架空の田舎町・北三陸市や東京を舞台に、内気で引きこもりがちだった主人公・アキ(能年玲奈さん)が海女やアイドルとして活躍しながら成長する姿を描いたドラマ。4月1日の初回から9月28日の最終回までの期間平均視聴率は20.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。番組が終了し、ファンが喪失感に陥る“あまちゃんロス症候群(あまロス)”という言葉も話題になっている。

 同局の関係者によると、返信されるせりふは約40種類で、せりふを返信するようにした経緯を「ドラマが最終回(9月28日)に向かう中で、ファンに楽しんでいただきたくて始めた」と説明。また、ファンの反応について「“あまロス”のファンの癒やしになっているようです」と話している。

 ドラマのLINE公式アカウントは3月にスタートし、現在の「友達」の数は約88万人。せりふの返信を受信するには公式アカウントと「友達」になる必要があり、せりふはランダムに送信されるため、会話を楽しめるわけではない。なお、公式アカウントは15日にサービスを終了する。(毎日新聞デジタル)

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