BUMP OF CHICKEN:ツアー最終の武道館公演で新曲披露 アルバム発売を発表

撮影:古渓一道
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撮影:古渓一道

 4人組バンド「BUMP OF CHICKEN」が29日の全国ツアーの最終公演の日本武道館(東京都千代田区)での公演で新曲「ray(レイ)」を披露し、同曲を含むニューアルバム「RAY」を1月下旬に発売すると発表した。

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 BUMP OF CHICKENはボーカル・ギターの藤原基央さん、ギターの増川弘明さん、ベースの直井由文さん、ドラムの升秀夫さんの幼なじみ4人が1994年に結成。今年7月に初のベストアルバム「BUMP OF CHICKEN 1<1999−2004>」「BUMP OF CHICKEN 2<2005-2010>」を同時発売。オリコン週間アルバムランキングで初登場1、2位を独占するなど話題を呼んだ。8月9日にはバンド初のスタジアムワンマンライブを「QVCマリンフィールド」(千葉市美浜区)で行い、約3万5000人動員。その勢いをかって、9月から全国ツアー「BUMP OF CHICKEN 2013 TOUR“WILLPOLIS”」がスタート。29日のファイナルまで全国7都市で全11公演を開催し、約10万人を動員した。

 29日のツアー最終公演では「firefly」や「花の名」「天体観測」などアンコール3曲を含む全18曲を披露。ボーカルの藤原さんは途中のMCで「やべえ、泣きそう」と最終公演に感極まった様子で、「ありがとう」と何度も繰り返し、アンコールでは「終わりたくないんだ」と語りかけ、最後の曲が終了するとメンバーは客席におりてファンとタッチをするなどステージから去りがたい様子だった。最後の最後にステージ上に戻った藤原さんは「ツアー幸せだった! 本当にどうもありがとう。おやすみ、またね。大好き」と呼びかけ、会場は大きな歓声に包まれた。

 28、29日のバンド初の武道館公演では新曲「ray」を初披露。タイトルは「光線、輝き、きらめき」を意味する言葉で、同じタイトルの約3年ぶり7枚目のオリジナルアルバム「RAY」を2014年1月下旬に発売すると発表した。アルバムには、同曲や11年の劇場版アニメ「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~ドラえもん」の主題歌となった「友達の唄」やマンガ家・井上雄彦さんとコラボレートした「Smile」、PSP用RPG「FINAL FANTASY 零式」のテーマソング「ゼロ」、映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の主題歌「グッドラック」、フジテレビ系ドラマ「息もできない夏」の主題歌「firefly」、映画「ガッチャマン」の主題歌で配信限定シングルの「虹を待つ人」などのヒットシングルと武道館公演で初披露された新曲「ray」含む全13曲を収録予定。(毎日新聞デジタル)

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