石井ふく子:「渡鬼」プロデューサーが2時間サスペンス初挑戦

ドラマ「隣の女」に出演する(左から)小林稔侍さん、高島礼子さん、一路真輝さん、船越英一郎さん
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ドラマ「隣の女」に出演する(左から)小林稔侍さん、高島礼子さん、一路真輝さん、船越英一郎さん

 TBS系の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー・石井ふく子さんが、今年5月に放送される2時間ドラマ「隣の女」(同局系)で、初めてサスペンス作品を手がけることが4日、分かった。「人が殺されるドラマは作らない」という石井さんは、「殺人よりむしろ怖い、一人の女性がさいなまれる心理サスペンスとなっています。誰にでもあって不思議のないお話だからこそ怖い。人生にはまさかの坂がある! そんなサスペンスを2時間たっぷりとお楽しみください」とコメントしている。

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 ドラマは、石井さんと交流があり、昨年4月に亡くなった推理作家・佐野洋さんの同名作品が原作で、夫の浮気に恐怖と不安を感じる主婦の姿を描く。主人公の主婦・田向ゆきは8年ぶりのドラマ出演となる一路真輝さん、ゆきの夫・健三を船越英一郎さんが演じ、田向家の隣に引っ越してくる女・立原さち役で高島礼子さんが演じ、刑事・後藤田祐太郎役で小林稔侍さんも出演する。

 原作にオリジナル部分を加えて描かれる物語は、ゆきと健三が暮らす家の隣にさちが引っ越してきたところから始まる。ゆきとさちは次第に何でも話せる仲になるが、ゆきは突然、さちから夫の浮気話を聞かされ、不安と恐怖に襲われる……という展開。主演の一路さんは「ドラマ自体が8年ぶりなので緊張しました。共演の皆さんやベテランのスタッフ陣に支えられて、なんとか現場をこなせたという気持ちです。身近な話だけにとっても怖いサスペンスになっています」と語っている。「隣の女」は、月曜ゴールデン特別企画としてTBS系で5月に放送予定。

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