ベイビーレイズ：ファン“乗っ取り”行脚　「執着心」で夢の武道館目指す

　“乗り込み！乗っ取り！！”をコンセプトに活動中の5人組アイドルグループ「ベイビーレイズ」が12日、東京都内や西武ドーム（埼玉県所沢市）でファンの“乗っ取り活動”を行った。ベイビーレイズは日本武道館（東京都千代田区）のライブを目標にしており、同日昼に同会場で決意表明した後、人気アイドルグループ「AKB48」の握手会が行われた西武ドーム周辺でAKB48のファンに約1500個のポケットティッシュを配るなどPR活動を展開。夕方には東京・新宿でゲリラライブを強行するというハードスケジュールをこなした。

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　メンバーの高見奈央さんは、目標とする武道館を前に「テンションが上がりました！」と元気よくコメント。傳谷英里香さんは「これからもどんどんゲリラ路上ライブをやっていきたいです！」、大矢梨華子さんは「執着心を持ってしつこくやっていきたいです」と“乗っ取り活動”にさらなる意欲を燃やした。

　同グループは、昨年ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を歌い、昨年末の「第64回NHK紅白歌合戦」の「あまちゃん」ステージに登場したことも話題になったが、傳谷さんは「フリーライブで『暦の上～』を歌うと、お年寄りの方やお子さんが集まる。すごくうれしいですね」とファン層が広がっていることを喜んでいた。

　ベイビーレイズは、リーダーの傳谷さん、林愛夏さん、渡邊璃生さん、大矢さん、高見さんの5人組で、2012年に結成。人気アイドルグループのライブやイベント会場に“乱入”してはファンの獲得を目指している。5月14日に7枚目のシングル「ぶっちゃけRock’n はっちゃけRoll／ベイビーステップ」、7月2日に初のアルバム「自虎紹介」を発売。7月13日に日比谷公会堂（東京都千代田区）でライブを行う。