女優の常盤貴子さんが17日、東京都内で行われた映画「野のなななのか」(大林宣彦監督)の初日舞台あいさつに登場。大林作品初出演の常盤さんは「私はこの映画で変わった。これまでもずっと頑張ってきたつもりだし、人を大切にしてきたつもりだけど、この映画に出会って改めて人っていいなと思えた」と心境の変化があったことを明かし、「本当に素晴らしい現場。人と人ってこんなに思い合えるんだなって思える現場だった」としみじみ語った。
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舞台あいさつには、常盤さんのほか、大林監督、常盤さんとダブル主演の品川徹さん、安達祐実さん、村田雄浩さんら主要キャストが登場。同じく大林作品初参加の安達さんは「出演が決まった時には奇跡が起きたと思った」と感激したという。
「野のなななのか」は、北海道芦別市の美しい四季と人間の物語。風変わりな古物商を営む元病院長、鈴木光男(品川さん)が92歳で他界し、散り散りに暮らしていた家族が葬式のために古里に戻ってくる。そんな中、謎の女・清水信子(常盤さん)が現れ、光男の壮絶な過去があぶり出される……というストーリー。
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