大沢たかお:主演SPドラマで“東京五輪を呼んだ男”に

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 俳優の大沢たかおさんが、1964年の東京五輪招致に奔走した人々の姿を描いたスペシャルドラマ「東京にオリンピックを呼んだ男」(フジテレビ系)で主演を務めることが28日、明らかになった。東京五輪からちょうど50年の10月11日に放送予定で、大沢さんは東京五輪を実現させるため私財を投げ打って世界を奔走した日系の実業家・フレッド和田勇を演じるほか、和田を献身的に支える妻・正子役は常盤貴子さんが務める。

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 「東京にオリンピックを呼んだ男」は、高杉良さんのノンフィクションが原作。終戦後、米国でスーパーマーケット事業を成功させた日系の実業家・フレッド和田勇が、全米水泳選手権大会に出場する日本人選手たちを家で預かったことがきっかけで、東京五輪を実現させるために私財を投げ打って世界を奔走する姿が描かれる。

 大沢さんは「実話をベースにしているので、それを今の時代の人たちにどういう形で届けられるか、というのが自分としては大きな挑戦だった」とコメント。「50年前にも今と同じように努力した一般の人がいたということを描くことによって、見てくれる方が次の2020年の東京オリンピックをどう迎え入れればいいのか?ということを考えられたり、オリンピック招致の裏側を垣間見たりできればいいなと思います」と語っている。

 常盤さんと久々の共演という大沢さんは「前から仕事に対しては一生懸命な方ですが、今回思いがさらに強くなられたような気がしました。常盤さんがパートナーで感謝しています」と語っており、一方の常盤さんも「久しぶりにご一緒したのですが、マイペース度合いが増しておられて(笑い)。私も気を使う必要がなく、とても自由で楽しい日々でした」と息の合った撮影を振り返っている。

 ドラマには、西田敏行さん、萩原聖人さん、小澤征悦さん、勝地涼さん、中尾明慶さん、光石研さんらも出演。10月11日にフジテレビ系で午後9時~同11時55分に放送。

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