女優の菅野美穂さんが8日、東京都内で行われた日本語吹き替え版の声優を務めるディズニーの劇場版アニメ「ベイマックス」(ドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督、20日公開)のジャパンプレミアに、俳優の小泉孝太郎さんとともに登場。もうすぐクリスマスということで、思い出を聞かれた菅野さんは「母がクリスチャンなので毎年教会に行って、クリスマスの日のお昼にみんなでご飯をする会が楽しみでした」とにっこり。今年の予定については、「ベイマックスのキャラグッズをおいっ子やめいっ子にプレゼントしたい」と笑顔で語っていた。
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一方、小泉さんは「学生時代は楽しいこともありましたけど、このお仕事を始めてからは事務所の社長とご飯だったり、仕事のイメージで、管理されている……」と“恨み節”。今回が吹き替え初挑戦ということから、「ディズニーの世界には入れたので、恋人がいたら映画を一緒に見にいって、『(この声は)俺だよ』って言いたい! (恋人が)いたらですけどね……」と含みを持たせていた。
映画を見た感想を、小泉さんとともに「最後は泣いちゃいました」と話した菅野さん。吹き替え初挑戦の感想について、「声だけで演じるのってこんなに難しいのかと思った」と苦労した様子だったが、「まだまだ勉強しないといけないと思った。すごく刺激を受けた」と手応えを感じたようだ。この日はイベントにケアロボットの等身大の「ベイマックス」が登場したことから、おなかのあたりをつんつんと触りながら「ぽよんぽよんしてる」と大はしゃぎだった。
「ベイマックス」は、幼くして両親を亡くし、最愛の存在だった兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの天才少年・ヒロが、兄の形見で人々の心と体の健康を守るケアロボット「ベイマックス」と出会い、心の傷を癒やしながら悪の存在に立ち向かう……というアドベンチャー。菅野さんは、ヒロとタダシを女手一つで育て上げる母性愛に満ちたキャラクター・キャス役を演じ、小泉さんは兄・タダシを演じる。
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