若木民喜:「神のみ」作者が哲学マンガ 京大哲学科卒の経験生かし

若木民喜さんの新作マンガ「ねじの人々」
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若木民喜さんの新作マンガ「ねじの人々」

 人気作「神のみぞ知るセカイ」で知られる若木民喜(わかき・たみき)さんが18日、哲学をテーマにした新作マンガ「ねじの人々」の連載を、小学館のマンガアプリ「MangaOne(マンガワン)」で始めた。若木さんは、京都大文学部哲学科卒業で、「ボクが一度あきらめた学問『哲学』について、マンガでもう一度挑戦してみようというお話です。勉強がとても大変なので、定期的に(連載)できるかわかりませんが……」と話している。

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 「ねじの人々」は、17歳の高校生・根地大和が、「自分の名前」「なぜ自分が机に座っているのか」などと思いを巡らせるという場面から始まるマンガ。第2話では、仏の哲学者・デカルトの「コギト・エルゴ・スム(我思うゆえに我あり)」をテーマに、哲学を分かりやすく語っている。

 若木さんは1972年大阪府出身。1993年に小学館新人コミック大賞で入選してデビュー。代表作の「神のみぞ知るセカイ」は週刊少年サンデーで2008~14年に連載され、テレビアニメ化もされるなど人気を博した。若木さんがモバイルアプリでマンガを連載するのは初めて。

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