波瑠:2015年後期朝ドラ「あさが来た」のヒロインに決定 2500人から選出

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  モデルで女優の波瑠さんが、9月にスタートする2015年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」のヒロイン・白岡あさ役に決まったことが12日、明らかになった。2500人を超える応募者の中から3回の選考を経てヒロイン役に選出されたといい、佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは「あさの『まっすぐ』さを、品位を持って演じてくれる人に巡り合うことができました。“この人ならお任せできるな”という確信を強く持つことができました」と話している。

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 波瑠さんは、1991年6月17日生まれ、東京都出身。2006年に女優デビューし、14年公開の映画「がじまる食堂の恋」(大谷健太郎監督)で映画単独初主演し、今年公開の映画「アゲイン 28年目の甲子園」での演技も話題を集めた。波瑠さんはNHK BSプレミアムの時代劇「おそろし~三島屋変調百物語~」(2014年)でヒロイン役を熱演。朝ドラに出演するのは今回が初めて。

 「あさが来た」は、93作目の朝ドラで、朝ドラ史上初めて幕末から物語がスタートする。ヒロインのあさは、大阪で炭鉱事業、銀行事業、生命保険事業など新しい分野に果敢にチャレンジし、日本で初めての女子大学設立に尽力するなど“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子がモデル。劇中では、正義感に強く、好奇心旺盛(おうせい)な“おてんば娘”として描かれ、激動の時代の大阪を舞台に、明るく元気なあさと、あさを陽気に支えた“ボンボン”の夫の「おもろい夫婦」を中心にストーリーは展開する。脚本は連続ドラマ「不機嫌なジーン」(05年)や「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(06年)などで知られる大森美香さんが手掛ける。

 同日に大阪で行われたヒロイン発表会見で、波瑠さんは「今、ここに私がこうしているのは、私を今まで支えてくれた人や、引っ張ってくれた人がいてくれたお陰。本当に感謝の気持ちでいっぱいの状態」と心境を明かし、「あさちゃんと一緒に私自身も成長しながら、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。 

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