注目映画紹介:「劇場版ウルトラマンギンガS」10人のウルトラ戦士が競演 コスモス役・杉浦太陽も

(C)2015「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会
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(C)2015「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会

 特撮作品「ウルトラマン」シリーズの最新作「ウルトラマンギンガS」を映画化した「劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!」(坂本浩一監督)が14日に公開される。「ウルトラマンギンガS」は、2013年に放送された「ウルトラマンギンガ」から2年後の世界を舞台にした物語。映画ではウルトラマンギンガやビクトリー、ティガにゼロなどウルトラ戦士10人が集結し、新たな敵に立ち向かう姿が描かれる。注目はウルトラマンコスモスこと春野ムサシ役の杉浦太陽さんはじめ、ウルトラシリーズに縁のあるゲストが多数登場することで、劇場版に華を添えている。

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 平和を取り戻した地球だったが、巨大な時空城が出現。新たな敵がウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーに襲いかかる。特捜チーム・UPGが立ち向かう中、かつてウルトラマンコスモスとして戦っていた春野ムサシ(杉浦さん)と、女戦士アレーナ(小宮有紗さん)が現れ、時空城には多くのウルトラ戦士たちが封印されているといい……という展開。

 ウルトラ10勇士が集う姿はまさに圧巻。しかもギンガとビクトリーが合体したウルトラマンギンガビクトリーが初登場し戦うシーンは見逃せない。約1時間の上映時間ながら、各戦士たちのアクションや必殺技がこれでもかと登場。ド派手で豪華なバトルの連続は、数々の特撮作品に携わってきた坂本監督ならではの演出といえるだろう。さらに杉浦さんや小宮さんなど、ウルトラシリーズや特撮作品に関わりのあるキャストも登場。子供だけでなく往年の特撮ファンへのサービスも心憎い。また音声やSEにもこだわりが感じられ、ウルトラファン納得の完成度だ。ギンガSに詳しくなくとも、スカッと爽快に楽しめる。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)

 <プロフィル>

 えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。

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