注目ドラマ紹介:「アルジャーノンに花束を」 米名作SFを山下智久と野島伸司のタッグで実写化

10日スタートの連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」のワンシーン
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10日スタートの連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」のワンシーン

 俳優の山下智久さんが主演する連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系)が10日スタートする。昨年死去した米作家ダニエル・キイスさんのベストセラー小説が原作で、「高校教師」(1993、2003年)、「未成年」(95年)、「聖者の行進」(98年)といった同局のヒット作を手がけてきた野島伸司さんが脚本監修として山下さんとタッグを組み、手術により天才的な知能を手に入れた青年の愛や憎しみ、喜びと孤独を描く。

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 「アルジャーノンに花束を」は累計発行部数約330万部を記録し、これまでに幾度も舞台化やドラマ化されてきた、日本でも人気の高い作品。山下さんは、年齢は28歳だが知能は6歳児並みという知的障害があり、知的能力を向上させるため脳外科手術を受ける主人公の青年・白鳥咲人を演じ、咲人と運命的な出会いを果たす若き研究者・望月遥香役で女優の栗山千明さんも出演する。

 そのほか、咲人の同僚役で窪田正孝さん、工藤阿須加さん、遥香の同僚役でアイドルグループ「Sexy Zone」の菊池風磨さん、“野島ドラマ”に縁の深い、いしだ壱成さん、河相我聞さんも登場。主題歌には、米女優で歌手のベット・ミドラーさんの代表曲「ローズ」が採用されている。

 第1話では、事情のある若者が集まっている花の配送センターで働く咲人がある日、同僚と遥香の住むマンションにバラの花束を届けに行き、騒動を起こしてしまう。一方、遥香の勤める「脳生理科学研究センター」では、知的能力を向上させる研究が進み、白ネズミの“アルジャーノン”への動物実験が成功。臨床試験の被験者探しが始まるが、アルジャーノンがおりから逃げ出し、行方不明になってしまう……というストーリーが展開する。

 10日から毎週金曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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