鉄拳:お笑いの仕事「全くない」 アニメーターに転身?

「ベイマックス」のイベントに登場した鉄拳さん
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「ベイマックス」のイベントに登場した鉄拳さん

お笑い芸人でパラパラマンガ家の鉄拳さんが26日、東京都内で行われたディズニーの劇場版3Dアニメ「ベイマックス」のイベントに登場。同作のプロモーションビデオ(PV)を手がけるなどパラパラマンガで引っ張りダコの鉄拳さんだが、お笑いの仕事は「全くない」と明かし、「最近ネタも思いつかないんで……」と弱気な発言をしていた。

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 また、「12年間やっていた『おはスタ』(テレビ東京系)の仕事もなくなってしまった」と嘆き節。観客に向けたフォトセッションの際には、「なかなか僕もメークする機会もないんで。この姿を見るのは、次いつになるか分からないですから。最近、鉄拳になっていないんで」と“貴重”な姿をアピールする場面もあった。

 一方、芸術活動には意欲的で、「ベイマックス」のPV製作に携わったことで「ディズニーの(アニメーション)スタジオで働きたいです!」とラブコール。実際、昨年スタジオを見学した際にアニメーターたちから刺激を受けたようで、「その時にスタジオに、まだ青いバナナやフレークがたくさん置いてあったんですけど、それから僕もマネして食べています。体もディズニー向けにしたいと思って」とただならぬ思い入れを語った。

 さらに、「スマホケースもミッキー。家中ディズニーだらけ」と傾倒ぶりを明かした鉄拳さん。「ディズニーのアニメーターになったら、どんな作品を作りたい?」と聞かれると、「僕自身のキャラクターを使ったアニメを作りたい」と芸人・鉄拳をアピール。「僕自体の認知度が低いので、僕を世界に広めていきたい」と芸人としての“再起”もうかがっていた。

 「ベイマックス」は、幼くして両親を亡くし、最愛の存在だった兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの天才少年・ヒロが、兄の形見で人々の心と体の健康を守るケア・ロボットのベイマックスと出会い、心の傷を癒やしながら悪の存在に立ち向かう……というアドベンチャー。

 この日は、「ベイマックス」のDVD、ブルーレイディスク(BD)などのセット「MovieNEX」の発売をPRするイベントで、鉄拳さんによるトークショーが行われた。

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