お笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也さんが12日放送の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」（テレビ朝日系）にゲスト出演することが4日、明らかになった。アニメの舞台と同じ埼玉県春日部市出身の山崎さんは、“謎の幼稚園児・ザキヤマ”として登場し、しんのすけのギャグ“ケツだけ星人”＝“お尻ブリブリ”ならぬ“アゴブリブリ”も披露。「しんちゃんとはノリが合うというか、シンパシーを感じる。39歳にして幼稚園児役を演じても何の違和感もなかった（笑い）」と自信たっぷりだ。

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　山崎さんがゲスト出演するのは12日放送のエピソード「ザキヤマさんが来～る～だゾ」で、しんのすけたちが通う「ふたば幼稚園」に突然現れたザキヤマさんが、しんのすけと意気投合、カスカベ防衛隊に旋風を巻き起こすストーリー。

　ザキヤマさんは、しんのすけのお尻を「よっ！　お尻の中のお尻！」とほめちぎったり、ネネちゃんに「リアルおままごとに呼んでくださいよ～」と低姿勢で取り入ったりと、テキトーなトークで溶け込んでいく。ただ、風間くんだけはザキヤマさんに対抗意識を燃やすものの、ザキヤマさんに「からの～？」のギャグで翻弄（ほんろう）される。

　このほど東京都内のスタジオでアフレコを行った山崎さんは、“アゴブリブリ”のギャグも体を揺らしながらハイテンションで熱演。同郷のしんのすけとの共演でもノリノリの演技を披露してスタジオを爆笑させた。さらに、応援に駆けつけたしんのすけと対面すると、「イエ～イ！」とハイタッチし、自身のギャグ「ザキヤマが来～る～」をしんちゃんに伝授する一幕もあった。

　「実は、ず～っとオファーを待っていたんです。同じ春日部出身ですから、正直言って、もうちょい早くお話をいただきたかった（笑い）」と語る山崎さんだったが、アニメになった自身の姿に「こんなに大胆にアゴを割って描いていただけるとは思っていなかった。クオリティーが高い！」と感激。「アゴが割れていなかったら、しんちゃんとのブリブリコラボもできなかった。親に感謝、アゴに感謝です」と語っている。

　テレビ朝日の中世古裕美プロデューサーは、山崎さんの起用について「（しんのすけと）同郷という共通点以外にも“通じるもの”があったようで、素晴らしい化学反応を起こしていただきました。風間くんをイライラさせてしまう“ブリブリバトル”は必見です。39歳で幼稚園児役に、違和感なく！挑戦していただいた山崎さんの熱演にも、ぜひご注目いただければと思います」と話している。