俳優の里見浩太朗さん(78)が3日、29日放送の時代劇ドラマ「水戸黄門」(TBS系)2時間スペシャルの会見に登場。自分の後を継ぐ“6代目”光圀について聞かれると「後継者(問題)は難しい。まだまだ僕もやりたいし」と続投へ意欲を見せつつ、「中村梅雀君なんか、NHKで若い頃に黄門さまをやっていて、面白いかなと思う」ともコメント。さらに「光圀をやる人は二枚目じゃないほうがいい。二枚目は苦労しますよ(笑い)」と語り、笑いを誘った。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
里見さんが“5代目”として光圀を演じ始めたのは2002年、65歳の時。「先輩方の年寄りの枯れたにおいをどうやったら出せるのか、とても悩みました」と告白すると、「監督にも『ちょと若いよ、それは(かつて演じた)助さんだよ』って言われて、若い里見浩太朗が出てしまった」と当時を振り返り苦笑い。今回も台本を読んだ時、「自分の声が聞こえてこなくて、どれだけ自分に自信を持てないのかと思った」といい、それでも「初日にセットに入って、最初のリプレーを見た時に『年寄りの光圀になっているな』って安心することができた。ちょっとだけ自信を持てました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
また、数々の時代劇に出演してきた里見さんは「視聴者が胸を打つ、感動するにはかっこよくなくてはいけない」と話し、「僕が(徳川)光圀をやっていて、助さん、格さんが一生懸命、立ち回りをやるんですけど、僕が杖(つえ)で“パパパッ”って何人か倒すと、その方がかっこよくなっちゃう(笑い)。だから一生懸命やった助さん、格さんが目立たなくなっちゃって、ある日『ご老公の立ち回りはやめにしましょう』って言われて、僕の立ち回りが一切なくなった時期があった」と明かしてみせた。
「水戸黄門」は、江戸時代を舞台に水戸藩主の徳川光圀がお供を引き連れ、世直しの旅に出るという物語。ドラマシリーズは1969年8月から2011年12月まで全1227話が放送された。4年ぶりに一夜限り復活する今回の2時間スペシャルは、光圀一行が次期将軍候補の若殿を連れ甲府へと向かうも、道中には手ごわい刺客が現れ、行く手を阻もうとする……という内容。主人公の光圀を里見さん、“助さん”こと佐々木助三郎を原田龍二さん、“格さん”こと渥美格之進を合田雅吏さんが演じ、八兵衛役で林家三平さん、風車の弥七役で内藤剛志さん、柘植の飛猿役で野村将希さんも出演。29日午後9時~同10時54分に放送。
俳優の赤楚衛二さん主演の連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系、木曜午後10時)第3話が4月25日に放送される。
山下智久さん主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第1話が4月24日に放送され、俳優の田中圭さんが主人公・晴原柑九朗(山下さん)の幼なじみ、藤村四…
テレビ朝日開局65周年記念で制作された木村拓哉さん主演の連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」(木曜午後9時)が4月25日に始まる。東京都の一大プロジェクトに従事していた大…
「めるる」ことモデル、俳優の生見愛瑠(ぬくみ・める)さん主演の連続ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(TBS系、火曜午後10時)の第3話が4月23日に放送された。宮世琉弥さん…
俳優の城田優さんが、4月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。今年、芸能生活25周年を迎えた城田さんが、オーディションに落ち続けたという1…