村上虹郎:ムラジュンとUAの息子が実写「あの花」でドラマ初主演 ヒロインに浜辺美波

実写「あの花」でドラマ初主演を務める村上虹郎さん
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実写「あの花」でドラマ初主演を務める村上虹郎さん

 俳優の村上淳さんと歌手のUAさんの長男・村上虹郎(にじろう)さんが、「あの花」の愛称で知られる人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(フジテレビ系)を実写化するスペシャルドラマで主演に起用されることが7日、明らかになった。同アニメが実写化されるのは初めてで、村上さんはドラマ初主演となる。ヒロインは、NHK連続テレビ小説「まれ」に出演し、美少女と話題になった浜辺美波さんが演じる。

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 アニメは、2011年4~6月に放送されたオリジナル作品で、13年に劇場版も公開された。舞台のモデルになった埼玉県秩父市にはファンが押し寄せる“聖地巡礼”現象が起きるなど話題となった。幼少期に「超平和バスターズ」と名乗り秘密基地に集まって楽しい日々を過ごしていた宿海仁太(じんたん)、本間芽衣子(めんま)、安城鳴子(あなる)、松雪集(ゆきあつ)、鶴見知利子(つるこ)、久川鉄道(ぽっぽ)だったが、ある日、芽衣子が不慮の事故で亡くなる。高校生となった仁太の前に、死んだはずの芽衣子が現れる……というストーリー。

 人気アニメを実写化することについて村上さんは「アニメを100%表現するのは難しいですが、この現場では、僕も含め、それぞれが自分から役に近づくということをしていて、人間がいることで、アニメとは違う味が出せると思います」と意気込んでいる。“幽霊”のめんまを演じる浜辺さんは「“めんま”という役には、既にいろんな方がイメージを持っていらっしゃると思います。それを壊さないように、自分なりに“めんま”を消化して、少しでもイメージに似た“めんま”を演じられれば」とコメントしている。

 また、あなるは松井愛莉さん、ゆきあつは志尊淳さん、つるこは飯豊まりえさん、ぽっぽは高畑裕太さんが演じる。アニメ原作・脚本の岡田麿里さんは「感動&動揺しつつも、スタッフの皆さまの手による、ドラマでしかできない表現で描かれた、新しい『あの花』を楽しみにしています」とメッセージを寄せている。

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