俳優とクリエーターが国内外の廃虚を訪れる新番組「廃墟の休日」（テレビ東京系）が、7月10日から放送されることが25日、明らかになった。廃虚の“美しさ”に着目した番組について、制作担当の井上雅晴プロデューサーは「『廃虚＝お化け屋敷』のイメージが吹き飛ぶ、新たな体験を約束します！」とアピールしている。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「廃墟の休日」は、壮大で美しい廃虚を訪れた俳優とクリエーターの素顔が見える半面、即興芝居を繰り広げながら廃虚を旅する様子を描く。ドローンや4K カメラを駆使し、臨場感あふれる廃虚の様子を撮影するという。

　初回から第3回まで出演する俳優の安田顕さんは「美しさを感じることができたり、そこの迫力に圧倒される廃虚もあり、そのときどきでさまざまな顔を見せてくれました。やがて、形がなくなるであろう『廃虚』という刹那（せつな）の美しさをぜひご覧ください」とコメントしている。

　安田さんのほか、映画監督の野口照夫さんも出演。第1回は摩耶観光ホテル（神戸市灘区）、第2回は軍艦島（長崎市）、第3回は中ノ島（長崎市）を訪れ、4回以降は米国などで撮影を予定している。放送は深夜0時52分から。