大橋卓弥さんと常田真太郎さんの2人組音楽ユニット「スキマスイッチ」がツアー「スキマスイッチ TOUR 2015“SUKIMASWITCH”SPECIAL」の日本武道館(東京都千代田区)2日間公演の2日目を1日に開催した。初日の6月30日と合わせ、初のセルフタイトルとなる最新アルバム「スキマスイッチ」を引っさげた全国ツアーの追加公演として行われ、各日7500人(2日間で1万5000人)を魅了した。
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同ステージは、アルバム「スキマスイッチ」の楽曲を中心に構成され、観客がサビで一斉にタオルを投げる光景が壮観な「Ah Yeah!!」や「パラボラヴァ」、ヒット曲「ガラナ」「ユリーカ」などを披露。照明や映像を効果的に使い、楽曲の世界観をより鮮やかに映し出す演出が印象的だ。一方、MCは終始リラックスムードで、ちょうど49年前の6月30日と7月1日にビートルズが同会場でライブを行ったという話になると、「これが50年だったらキレイなんですけど、49年前の今日っていうところが僕たちらしいよね(笑い)」と語り、客席の笑いを誘った。
また、追加公演ならではのスペシャルなメニューを交えつつ、ホーン(管楽器)を含む多彩なアンサンブルで楽しませる展開に、場内からは熱いコール&レスポンスや手拍子が起こり、本人たちも「ホントに音楽をみんなで楽しんで、体感してるって感じがします! 音楽って素晴らしい!」と興奮を隠せない様子。会場全体のテンションが一層高まる中、最後は「絶対また会おうね!」と大橋さんが観客に呼び掛け、約3時間のライブは幕を閉じた。
スキマスイッチの「スキマスイッチ TOUR 2015“SUKIMASWITCH”SPECIAL」は7月6日の大阪城ホール(大阪市中央区)公演まで行われる。また武道館公演のライブアルバム「スキマスイッチ TOUR 2015“SUKIMASWITCH”SPECIAL」が10月に、ブルーレイディスク(BD)とDVD「スキマスイッチ TOUR 2015“SUKIMASWITCH”-SPECIAL-THE MOVIE」が11月に発売予定。
(取材・文:水白京)