SEKAI NO OWARI:「ロックインジャパン」大トリで登場

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 4人組バンド「SEKAI NO OWARI(セカオワ)」が国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で開催中の野外ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(RIJF)」の最終日10日に登場した。この日、台風11号の影響で途中、会場は暴風雨に見舞われたが、イベントは最終組のセカオワまで滞りなく行われ、ボーカルのFukaseさんも「台風が来たっていうのにこんなに(最後まで)残ってくれているんですか? しかもみんな元気。元気なみんなの前でやれてうれしいです」と大勢の観客の前で喜びを表した。

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 RIJFは3年ぶり3回目の出演というセカオワは、メイン会場の「GRASS STAGE」のトリを飾った。ライブ前にウサギやウマのかぶりものをしたスタッフが十数人、ステージ上にずらりと並ぶ不思議な雰囲気の中、メンバーが登場すると会場からは大きな歓声が上がった。Fukaseさんがステッキを振り上げると特効がまばゆく光り、ライブがスタート。「スノーマジックファンタジー」「スターライトパレード」などのヒット曲が続き、「最後の曲です。(歌詞を)知っていたら一緒に歌ってください」と紹介された「RPG」で会場は大合唱となった。そのあと、フェスの最後を告げる花火が打ち上がり、帰路に就いていた観客は足を止めて夜空を見上げていた。

 「RIJF」は、2000年にスタートした国内最大級の夏の野外ロックフェスティバル。昨年は3日間で過去最多の延べ17万7000人を動員した。今回は15年目を記念して、8月2、3、9、10の4日間、同所で開催され、200組を超えるアーティストが出演。最終日のこの日はセカオワのほか、miwaさんや前田敦子さん、エレファントカシマシ、10−FEET、スキマスイッチ、OKAMOTO’S、ORANGE RANGE、ユニコーンらが登場。東京女子流やひめキュンフルーツ缶、武藤彩未さん、Negiccoらアイドルも多数出演した。今年は4日間で延べ24万人を動員した。

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