2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会のエンブレム発表会が24日、東京都庁(東京都新宿区)で行われ、オリンピックとパラリンピックそれぞれのエンブレムが集まった観衆の前でお披露目された。オリンピックエンブレムは「TOKYO」「TEAM」「TOMORROW」の頭文字の「T」をイメージしたデザインで、パラリンピックエンブレムは普遍的な平等を意味する記号「=(イコール)」をイメージした。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
発表会には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長や舛添要一・東京都知事、遠藤利明・東京五輪担当大臣、下村博文・文部科学大臣らが出席。舛添都知事は「新国立競技場問題を超えるような困難もあるかもしれませんが、その一つ一つを“オールジャパン”で乗りきっていきたい」と5年後の本番に向け力強く宣言した。
またこの日は、大会組織委員会理事を務めるハンマー投げの室伏広治選手や元パラリンピック水泳選手の成田真由美さん、5年後の東京オリンピック・パラリンピック出場を目指す若きアスリートも集結。室伏選手はエンブレムを見上げながら「(東京オリンピック・パラリンピックは)ここにいる若いアスリートが活躍する場になってほしいですし、このエンブレムを見ながら5年間を頑張ってほしい」とエールを送りつつ、「オールジャパンの一員として絶対に成功に導きたい」と新たに気を引き締めてみせた。