女優の大竹しのぶさんが28日、東京都内で行われたイベントに出席。舞台あいさつ後に行われた会見で、先日60歳を迎えた元夫の明石家さんまさんが「還暦で引退」と発言していたことについて聞かれると、「それ（引退）は多分ないと思います。（仕事をしていないと）生きていけないんじゃないかな」と笑いながら話した。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　この日は、ディズニー／ピクサーの劇場版アニメ「インサイド・ヘッド」（ピート・ドクター監督／ロニー・デル・カルメン共同監督）の大ヒット記念イベント。舞台あいさつでは、今月17日に誕生日を迎えた大竹さんをサプライズ祝福する演出が行われた。アニメで自身が声を演じたキャラクター「カナシミ」の外見をイメージしたブルーのケーキをプレゼントされた大竹さんは「カナシミ色のケーキをもらったのは初めて。不思議。中に何が入っているんだろうって、すごく早く食べたい」と喜んだ。

　同作は、主人公の少女・ライリーの頭の中にある「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」といった「感情」たちの姿を描いた。日本語吹き替え版で、大竹さんは「カナシミ」の声を演じている。アニメにちなんで、記者から「（さんまさんとの）娘さんのヨロコビは？」と質問された大竹さんは、「全然ないですねえ、娘も息子も私のヨロコビも。でも楽しいことはいっぱいやっているんで、健康で楽しく仲良くやっています」と笑顔で語っていた。

　イベントには、「カナシミ」似を自任しているお笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんも、「カナシミ」の扮装（ふんそう）で相方の箕輪はるかさんと登場した。