東山紀之:テレ東新春時代劇で信長に初挑戦

 俳優の東山紀之さんが、毎年恒例で放送されているテレビ東京の2016年新春ワイド時代劇「信長燃ゆ(仮)」に主演し、織田信長を演じることが21日、明らかになった。東山さんが信長を演じるのは初めてで、東山さんは「信長が亡くな ったとされるのは49歳。同じ年になって演じる機会をいただきました」といい、「やりたかった役の一つが信長でした。それを演じられるのは幸せなこと。50歳を前にこの話がきたのは運命だと思いました」とコメントしている。放送は2016年1月2日(時間未定)。

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 「信長燃ゆ(仮)」は直木賞作家・安部龍太郎さんの同名小説(新潮文庫刊、日本経済新聞出版社刊)が原作。本能寺の変までの約1年半の間を舞台に、スペインやポルトガルに並ぶ世界の大国を築きたいと野望を抱き「天下布武」を掲げる織田信長と、朝廷を超えて王となろうとする信長に危機感を募らせる関白の近衛前久の対立を描いており、誠仁親王夫人・勧修寺晴子は朝廷を守るため信長に接近するが、次第にひかれる……というストーリー。

 脚本は「暴れん坊将軍」(テレビ朝日)などの塩田千種さん、監督はNHK大河ドラマ「武田信玄」「信長 KING OF ZIPANGU」や「最後の忠臣蔵」(NHK総合)などの重光亨彦さんが務める。

 東山さんの信長起用について、テレビ東京の山鹿達也プロデューサーは「大人の色気と円熟味をますます増した東山さんが演じる信長に、幅広い層の多くの視聴者は魅了されるものと確信しています」と自信をのぞかせている。東山さんは一番楽しみにしているシーンを「本能寺」と話し、「有名なシーンなので、どうやっていくのか、僕自身も楽しみです」とメッセージを寄せている。

 

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