AKBじゃんけん大会：初Vの藤田奈那　「すべてグー」のつもりが……

　アイドルグループ「AKB48」の藤田奈那さん（18）が16日、横浜アリーナ（横浜市港北区）で行われた「第6回AKB48じゃんけん大会」で初優勝し、ソロデビューの権利を勝ち取った。6代目じゃんけん女王に輝いた藤田さんはイベント後、「やっとチャンスの順番が回ってきた。これをきっかけに、もっと目立つ存在になっていけるように、とにかく必死で、全てを懸けてソロデビュー頑張りたい」と思いを語った。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　1回戦は対戦相手の島崎遥香さんの出場辞退により不戦勝。その後は全てグーを出し続けて決勝まで勝ち上がったという藤田さん。「実はグーしか出してなくて、決勝の決着の時だけパーを出したんです。今日はずっと（グーを出すと）決めてたので……」と説明した。それでも中西智代梨さんとの決勝ではグーであいこを繰り返し、会場は異様な雰囲気に。藤田さんは「あのあいこの感じが耐えられなくて、（パーに）変えました」と勝利を振り返った。

　優勝直後には涙を流しながら「大変なことをしてしまいました」と語った藤田さん。「もう本当にまさか過ぎて、まだ信じられないんですけど、チャンスをつかんだからには必死にやりたい」とコメント。トロフィーを抱えながら「とてつもなく重い。腕がちぎれそう」と語りながらも、笑顔がこぼれていた。

　AKB48の「じゃんけん大会」は、2010年から毎年開催され、今年で6回目。これまでに、内田眞由美さん、篠田麻里子さん、島崎遥香さん、松井珠理奈さん、渡辺美優紀さんが優勝しており、今回はAKB48と姉妹グループのメンバーら総勢108人が参戦した。