俳優の本郷奏多さんが19日、東京都内で行われた実写映画の後編「進撃の巨人　ATTACK ON TITAN　エンド オブ ザ ワールド」（樋口真嗣監督）の初日舞台あいさつに登場した。前作から主演の三浦春馬さんと映画のプロモーション活動にいそしんだという本郷さんは、三浦さんのイケメンぶりに「自分は（横で）ピエロに徹するしかなかった」とぼやき節。しかし、「“二枚目の壁”を乗り越えた」と吹っ切れた表情で、「今後は、みなさんの箸休め的存在になれたら」と新たなキャラクターに開眼していた。

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　「二枚目か三枚目かなら、二枚目に分類していただくことが多い」という本郷さんだが、「春馬くんと2人きりで地方の舞台あいさつなど20カ所以上回ったんですが、とにかく春馬くんがめちゃくちゃ男前で、ガチンコでぶつかって勝てるわけがないんですよ」と苦笑い。「今回のプロモーションで一つ乗り越えられた。（自身は）隙間（すきま）産業で頑張ってやっていこうかなっていうのを見つけたかなって」と話していた。

　映画は、諫山創さんの人気マンガ「進撃の巨人」を実写化した2部作の後編。「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持った巨人たちと人類の絶望的な戦いを描いている。8月1日に公開された前編では、主人公のエレンが巨人たちから生活圏を取り戻すための作戦を遂行中に巨人化し、襲ってきた巨人たちと戦うシーンまでが描かれた。完結編となる後編では、巨人化したエレンの謎や人類最強の男・シキシマの謎、そして最大の謎である巨人誕生の背景が明かされる。

　舞台あいさつには、三浦さん、水原希子さん、石原さとみさん、長谷川博己さん、桜庭ななみさん、三浦貴大さん、松尾諭さん、國村隼さん、樋口監督も出席した。