タレントの関根勤さんが21日、東京都内で行われた映画「Absolutely Anything(アブソルートリー・エニシング)」(テリー・ジョーンズ監督)のジャパンプレミアに登場した。ジョーンズ監督が所属するイギリスのコメディーグループ「モンティ・パイソン」の大ファンという関根さんはジョーンズ監督の映画「エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海」に、日本人として唯一出演したことがあり、当時のエピソードについて「なぜか撮影前、日本からとんでもなく凶悪なビジュアルの俳優がくると思われていた」と、現地の製作スタッフを緊張させていたことを明かした。
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関根さんは、同作で日本人のコメディアンの出演者を募っていたことを知り、自ら志願したといい、当時の様子について「なぜか凶悪俳優だと思われていたけど、僕はなで肩で童顔、おまけに身長も低かったので到着してみたらスタッフから『はっ?』とポカンとされてしまった」とエピソードを語った。また、撮影時の様子についても「撮影に行ってみたら、日本人は僕と(通訳の)戸田奈津子さんだけだった。あとはみんなイギリス人!」と笑いを誘い、「アクションの指導は007シリーズの人だった」などと、本格的な撮影現場に驚いたことも語っていた。
「Absolutely Anything」は、モンティ・パイソンのジョーンズ監督と、そのメンバーが声優出演などをしている作品。エイリアンたちが地球滅亡を企む中、主人公は地球の運命を救えるか?というコメディー作品で、コメディアンのサイモン・ペッグさんが主演し、米俳優の故・ロビン・ウイリアムズさんが最後の出演作として声優出演している。
ジャパンプレミアは、東京都内で開催中の映画の祭典「したまちコメディ映画祭 in 台東」の一環で行われ、関根さんのほかタレントの松尾貴史さん、いとうせいこうさんらが登場。同作の日本公開時の邦題が「ミラクル・ニール!」(来年春公開予定)に決定したことも発表された。
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