人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)の劇場版アニメ(12月23日公開予定)のエンディング曲を4人組ロックバンド「ウルフルズ」が担当し、歌手の大原櫻子さんが挿入歌を担当することが明らかになった。ともに原作者のさくらももこさんからの熱烈なオファーで実現したといい、エンディング曲は「おーい!!」、挿入歌は「キミを忘れないよ」で、さくらさんが作詞を行った。またオープニング曲は「おどるポンポコリン」で、大原さんが歌い、コーラスを「ウルフルズ」のボーカル、トータス松本さんが担当する。
ウナギノボリ
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さくらさんは、ウルフルズの参加について「今回の映画のエンディングには、男子の元気いっぱいで純粋な切なさのある曲というのがイメージでした」といい「これはもう、ウルフルズしかあり得ないと思い、お願いしました。できあがってきた歌のピッタリだったこと!!」とコメント。大原さんについては「ちょっとまる子に似ているなあと思っていたので、まる子の映画の挿入歌を歌っていただけて本当にうれしかったです」と話し、「この歌は、淡い恋の思い出を呼び起こすような切なくノスタルジックな曲」と解説している。
オファーを受けたウルフルズは「見たことがない人がいないくらいの国民的アニメなので、エンディングテーマを担当させていただき、光栄です」と喜び、「いつもは自分たちで歌詞を作って歌っているので、(さくらさんが歌詞を書くことで)最初はどうなるのかと思いましたが、いただいた歌詞を何度も何度も読んで、自分の中に入れ込んでいく作業はとても面白く、楽しかったです」とコメントしている。
また大原さんは「さくら先生からお話をいただいて、すごくびっくりしました。小さい頃からずっと見ていた、日本を代表するアニメの挿入歌を歌わせていただけることは本当に光栄です」といい「私がまるちゃんと同じ小学3年生の頃は、よくしゃべる子どもだったので、父親から『うるさくらこ』と呼ばれていました。小学生の頃もずっとまるちゃんと同じボブヘアーだったので、まるちゃんには勝手に親近感を抱いていました」と話している。
「ちびまる子ちゃん」は、小学3年生のまる子やその家族、友人の交流を描いたアニメ。放送回数は1100回を超え、原作マンガの累計発行部数は約3200万部。アニメの放送25周年を記念して映画化され、まる子たちが住む町に世界5カ国から子供たちがやってきて、まる子の家にイタリアから来た男の子が滞在することになり、突然男の子はまる子に告白をする……と展開する。
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