俳優の西島秀俊さんが、WOWOWの新テレビCMに出演することが29日、明らかになった。新CM「MOZU」編は、西島さんが、WOWOWの文字をデザインしたユニークな“WOWOWメガネ”をかけると「本気度がすごい」など同局の魅力を真剣な表情で語ってしまう……という物語で、主演映画「劇場版　MOZU」（羽住英一郎監督、11月7日公開）の本編映像も登場する。女優の長澤まさみさんと、音楽グループ「電気グルーヴ」のピエール瀧さんも出演する「WOWOWの良さ」編もあり、11月1日から放送される。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「MOZU」編は、東京都内の洋館の一室で撮影が行われ、西島さんは監督と言い回しや表情など細部まで打ち合わせし、さまざまなバリエーションの演技を披露したという。撮影を終えた西島さんは「ロケーションはもちろん、美術にも相当凝っていました」といい「メガネも、事前にいろんなサイズをフィッティングして、見え方とかを細かく調整しました。全部にこだわりを持った撮影で、すごく楽しかったです」とコメントしている。

　「WOWOWの良さ」編は、西島さん、長澤さん、ピエール瀧さんがWOWOWメガネを手に持つと、真剣な表情で同局の魅力について語り、最後にはめがねをかけてポーズを決めるという内容。今後、「MOZU」編の続編や、長澤さん、ピエール瀧さんが主人公を務めるテレビCMも放送される予定。

　同局のテレビCMに出演するのは10年ぶりという長澤さんは「巡り合わせってあるんだなと思いました」といい、「WOWOWメガネをフィッティングして、この企画を知った時から、可愛らしくて、ちょっとおもしろい感じがして、私の性格にすごく合っているストーリーだなと思いました」と話している。

　また、ピエール瀧さんは「とても楽しかったです。普段、行かないところにも行けましたし。CMはメガネをかけるシチュエーションなので場面の細かい設定をいろいろ想像するのも楽しかったです」と話し「自分用にフィッティングしてもらったWOWOWメガネは特別な感じがしました。なにしろ特注なんで」と振り返っている。