ビートたけし:西島秀俊に「不義理なやつ」 イベントで下ネタ&毒舌連発

映画「劇場版 MOZU」のワールドプレミアに登場したビートたけしさん
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映画「劇場版 MOZU」のワールドプレミアに登場したビートたけしさん

 お笑いタレントのビートたけしさんが27日、東京・六本木で行われた映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督、11月7日公開)のワールドプレミアに、主演の西島秀俊さんらとともに登場。シリーズ最大の謎である“ダルマ”役で出演するたけしさんは開口一番、「どうもこんばんは福山雅治です」と笑わせ、その後も下ネタや毒舌を連発。写真撮影時にはコマネチを2度も披露するなど大サービスだった。

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 北野武監督の「Dolls」(2002年)で主演を務め、今作でたけしさんと初共演を果たした西島さんは「北野さんは僕にとっては僕を見いだしてくれた恩人。僕の中では心の師匠だと思っている方。その方と俳優として共演、対峙(たいじ)できたのは俳優人生の中で一番の宝のような時間でしたね」としみじみと語ったが、たけしさんは「『Dolls』を撮ったときは十何年前だったけど、ここ数年、着実に実力もつけて人気も出たのに、私に一銭も返さない。非常に不義理なやつだと思ってます」とジョークで返して笑わせた。

 「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説が原作で、2014年4月からTBS系列でシーズン1、同年6月からWOWOWでシーズン2を連続ドラマとして放送。公安のエース・倉木尚武(西島さん)が、殺し屋・百舌(モズ)の存在の謎や公安の秘密作戦にまつわる悲劇、国家を揺るがす策略などに迫る姿が描かれた。映画は、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描き、倉木と大杉(香川照之さん)、明星(真木よう子さん)の3人が、同時に起きた二つの過激テロの犯人を追ううちに、裏で暗躍していたシリーズの最大の謎でもある巨悪「ダルマ」の正体にたどり着く……というストーリー。

 今作は「第28回東京国際映画祭」(TIFF)の特別招待作品で、この日のプレミアイベントには、ドラマ版から出演する西島さん、香川さん、真木さん、池松壮亮さん、杉咲花さん、劇場版から登場するたけしさん、伊勢谷友介さん、松坂桃李さんが登場し、トークショーと舞台あいさつを行った。

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