俳優の西島秀俊さんが13日、名古屋市中区で行われた公開中の映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)の会見に出席。2014年4月からテレビドラマが2シーズンにわたって放送され、今回、完結編となる「MOZU」シリーズについて「さみしいといえばさみしいですね。自分の中ではやりきったという思いはあります」と満足げで、「倉木を超える次のキャラクター、次の作品を作りたい」と意気込むと、「あ、でも、今はこれ(MOZU)を見てもらいたいです」と照れたように笑った。
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西島さんは、劇場版について「僕は、この映画をテレビドラマシリーズの第1話だと思っている。ここがスタートで、なぜこうなったかがテレビドラマでめくれていく(分かっていく)というイメージ。(同シリーズは)僕にとって大きな作品になった。ここで一段落して、僕の中で一つ決着がついた。次に行かなきゃと思う作品になりました」とコメント。これまでの同シリーズの撮影を「監督にもこんなむちゃくちゃな役は2度とやれないと思って撮影をしてくれと言われて、そのことが(心に)残っていた。(終わりまで)あと何日と、カウントダウンしながら撮影していました」と振り返った。
同作は名古屋市内で道路を封鎖した大規模なアクションシーンの撮影が行われたほか、愛知県豊田市などでも撮影が行われており、会見には同県の大村秀章知事も出席した。
「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説が原作で、2014年4月からTBS系でシーズン1(全10話)、同年6月からWOWOWでシーズン2(全5話)を連続ドラマとして放送。公安のエース・倉木尚武(西島さん)が、殺し屋・百舌(モズ)の存在の謎や公安の秘密作戦にまつわる悲劇、国家を揺るがす策略などに迫る姿が描かれた。劇場版は、その続編で完結編にあたり、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描いている。フィリピンでも大規模ロケが行われた。
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