女優の宮沢りえさんが16日、東京都内で行われたオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」の新コンテンツ発表会に登場。宮沢さんは、同日から配信されるコンテンツで宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読しており、この日、関係者を前に生で朗読を披露した。宮沢さんは「(仕事を通じて)いろいろな人の言葉を自分の言葉のように話すことができるのは、すてきなことです」と話していた。
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発表会にはコピーライターの糸井重里さんも登場し、幼い頃から宮沢さんを知っている糸井さんは録音の際の朗読を耳にし、「泣きそうになった。小さい頃は届くような声だったが、今は包むような声になった。朗読を聞いてうれしくなった」と感慨深そうに話すと、宮沢さんは「(手で低い背丈を表現しながら)まだこんなだったもんねえ」と照れ笑いを浮かべた。
「Audible」は、アマゾングループの関連会社「Audible,Inc.」が提供するオーディオブックサービス。童話や小説、ビジネス書などをプロのナレーターや俳優らが朗読し、録音・編集された音声コンテンツを配信する。日本では今年7月から月額1500円の定額サービスがスタートし、宮沢さんの朗読のほか、糸井さんも自著「小さいことばを歌う場所」を朗読しており、どちらも16日から配信を開始した。
発表会にはイラストレーターのエドツワキさんも登場し、宮沢さんの朗読に合わせてライブでアートパフォーマンスを披露した。