綾瀬はるか:岡田准一と大河主演コンビ初共演 映画「海賊とよばれた男」で夫婦役

映画「海賊とよばれた男」の製作報告会見に登場した綾瀬はるかさん
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映画「海賊とよばれた男」の製作報告会見に登場した綾瀬はるかさん

 女優の綾瀬はるかさんが、人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で、百田尚樹さんのベストセラー小説を映画化する「海賊とよばれた男」(山崎貴監督)で、主人公・国岡鐡造の最初の妻・ユキを演じることが28日、明らかになった。同日、東京都内で行われた映画の製作報告会見で発表された。NHKの大河ドラマ「八重の桜」(2013年)と「軍師官兵衛」(14年)にそれぞれ主演し、バトンをつないだ綾瀬さんと岡田さんが、今度は夫婦役で初共演を果たす。

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 会見に出席した綾瀬さんは「短い間ですが、鐡造を陰ながら支えていく心優しい妻の役です」と説明し、「皆さん、いつも笑い合っている。男気あふれて、熱くて、あったかい作品になると確信しました」と笑顔で語った。山崎監督は「男だらけの現場なんで、綾瀬さんが来るとキャストのはしゃぎっぷりがすごい。みんなイカレポンチになる」と明かしていた。 そのほか主人公を支える国岡商店の“店員”役に俳優の吉岡秀隆さん、染谷将太さん、小林薫さん、鈴木亮平さん、野間口徹さん、テクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧さん。命懸けでイランへと渡る船の船長役で堤真一さんの出演も決まった。岡田さんは同じ百田さん原作の「永遠の0」、吉岡さんは「ALWAYS 三丁目の夕日」、染谷さんは「寄生獣」と、山崎監督作品の主演俳優三者そろい踏みも実現する。

 「海賊とよばれた男」は、2013年の本屋大賞を受賞し、上下巻で累計発行部数360万部を突破している人気作。主人公・国岡鐡造が、明治・大正・昭和の時代を舞台に、名もなき青年からやがて戦後の日本に大きな影響を与える大事業を成し遂げていく姿を描く。2016年冬公開。

 ◇映画「海賊とよばれた男」追加キャスト(敬称略)

  吉岡秀隆(東雲忠司)/染谷将太(長谷部喜雄)/綾瀬はるか(ユキ)/野間口徹(柏井耕一)/鈴木亮平(武知甲太郎)/ピエール瀧(藤本壮平)/光石研(国岡万亀男)/堤真一(盛田辰郎)/近藤正臣(木田章太郎)/國村隼(鳥川卓巳)/小林薫(甲賀治作)

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