立川談志:特別番組WOWOWで5カ月連続放送

2016年1月2日にWOWOWライブで放送の「はじめての談志×これからの談志『粗忽長屋』談志独演会」のワンシーン
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2016年1月2日にWOWOWライブで放送の「はじめての談志×これからの談志『粗忽長屋』談志独演会」のワンシーン

 2011年11月に亡くなった落語家の立川談志さんの高座を特集した番組がWOWOWで放送される。番組は「はじめての談志×これからの談志『粗忽長屋』談志独演会」と題し、02~07年に行われた談志さんの高座から「芝浜」や、「文七元結」「紺屋高尾」「居残り佐平次」といった10演目を選び5カ月連続で放送する。初回は、2016年1月2日午後5時半から放送。

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 初回の「はじめての談志×これからの談志『粗忽長屋』 談志独演会 其の壱」では、07年4月24日によみうりホール(東京都千代田区)で行われた高座を紹介。講談ネタの「青龍刀権次」の最中に、地名が出ず、アドリブを決めるなどしたという姿を特別編集版で紹介する。

 12月16日にユーロライブ(東京都渋谷区)で「芝浜」「権助提灯」の試写会と、番組で案内役を務める定期落語会「渋谷らくご」のサンキュータツオさん、時代劇研究家の春日太一さんのトークショーが行われた。サンキュータツオさんは「談志師匠の場合はせき払い一つしてはいけないという息をのむ緊張感があって。それがくせになる」と話し、「権助提灯」を見た春日さんは「談志さんの言葉はずっと聴いていられるし、エンドレスで気持ちよくて面白い状態が続く」といい「今でもすごくて、観客を圧倒できる人が名人なんだと。名人の姿をあらためて思い知らされました」とコメントしている。

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