BS11:キャスターたちが見た震災5年 津波、原発、農業再生… ウィークリーニュースONZE

今村文彦・災害科学国際研究所所長を訪ねた元村有希子キャスター(左)
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今村文彦・災害科学国際研究所所長を訪ねた元村有希子キャスター(左)

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は6日、まもなく東日本大震災から5年を迎えることを機に、キャスターの元村有希子・毎日新聞編集委員と、ジャーナリストの山路徹さん、田野辺実鈴アナの出演者3人が震災からの復興を目指す東北の人々を訪ねた特別企画「私が会いたいあの人~東日本大震災から5年~」を放送する。

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 科学記者である元村キャスターは、津波研究の第一人者の今村文彦・災害科学国際研究所所長を訪問。災害を知り、予測し、備えるという三つの基本を実践しながら、想定を超える被害となった震災の教訓を伝え、防災から減災へとつなげていこうという今村さんの思いを聞いた。

 震災直後から福島・南相馬市での取材を続けてきた山路さんは、東京電力福島第1原発事故で避難指示が出される中、直接取材をした南相馬市の桜井勝延市長を訪ね、4月に居住制限区域の避難指示が解除されるのを前に、さまざまな課題を聞いた。また、風評被害が広がる中、地元産の野菜を起き続けるスーパーや、震災後いち早く店を開けて、人々に温かい食事を提要したラーメン店など、あきらめずに南相馬で生き続ける人々の思いを探る。また、田野辺アナは、同じく南相馬で、太陽光発電と農業を組み合わせた「半農半電」という新発想によって農業の再生に取り組む人々を取材した。

 ビジネス情報コーナー「BizBuz」でも、原発事故により一時全村避難を余儀なくされた福島県・川内村で、防災につながる新たな製品を生み出す工場を建設した企業を紹介する。

 放送は6日午後6時から、BS11で。

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