大沢悠里:「やりきった!」日本一聴かれているラジオ番組「ゆうゆうワイド」30年の歴史に幕

「大沢悠里のゆうゆうワイド」パーソナリティーの大沢悠里さん=TBSラジオ提供
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「大沢悠里のゆうゆうワイド」パーソナリティーの大沢悠里さん=TBSラジオ提供

 TBSラジオの長寿ラジオ番組「大沢悠里ゆうゆうワイド」(月〜金曜日午前8時半~午後1時)が8日、最終回を迎え、30年の歴史に幕を閉じた。最終回はスタジオを出て、静岡県富士宮市の田貫湖畔から生中継で放送され、番組のエンディングでパーソナリティーの大沢さんが「後悔はない、やり切ったという感じ」と語り、「30年間聴いていただきまして、ありがとうございました。お元気で!」と締めくくった。

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 ゆうゆうワイドは1986年4月7日に放送開始。大沢さんのゆったりとした語り口で、女性リスナーからのいい話の投稿を取り上げる「女のリポート」や、笑えるエロチックな投稿を大沢さんが演じて読み上げる「お色気大賞」などのコーナーが人気を集め、首都圏の聴取率第1位を何度も獲得し、人口比で換算して「日本一聴かれているラジオ番組」となった。30年を機に大沢さん自らの歴史に幕を閉じることになった。

 最終回となるこの日は、富士山麓の田貫湖畔の休暇村富士から生中継。オープニングで大沢さんがゆったりとした“大沢節”で富士山麓の美しい風景をリポートし、「なぜ富士山かというと、ゆうゆうワイドも日本一の聴取率を誇るラジオだから」とスタジオを飛び出した理由を説明した。金曜アシスタントのさこみちよさんと、月曜担当の西村知江子さんが出演。タレントのさかなクンらも中継で参加した。エンディングでは「後悔はない、やりきったという感じ。土曜もあるしね。これ以上やるとしつこいんじゃないか。これからあれこれしたい。よく歩くこと、散歩して歩きましょう。『歩くと運が向く、動くと運が向く』といういい言葉がある。これから楽しんでいきたい」と語った。

 11日からは、月〜木曜日午前8時半〜11時がタレントの伊集院光さんをパーソナリティーに「伊集院光とらじおと」、金曜日同時間が元TBSアナウンサーで元アメリカンフットボール選手の有馬隼人さんと山瀬まみさんの「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」が放送され、コラムニストのジェーン・スーさんの「ジェーン・スー 生活は踊る」が月〜金曜日午前11時〜午後1時に放送される。

 また、リスナーの強い要望などで毎週土曜日午後3時〜4時50分に「ゆうゆうワイド」の土曜日版が放送され、「女のリポート」、「悠里のグッドグッドミュージック」、「お色気大賞」などの人気コーナーは引き継がれる予定。 

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