長塚京三:連続ドラマW「沈まぬ太陽」に出演 陣内孝則、高嶋政伸、石丸幹二も

長塚京三さん(上段右から2番目)ら「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の追加キャスト
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長塚京三さん(上段右から2番目)ら「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の追加キャスト

 俳優の長塚京三さんが、WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の第2部に出演することが8日、明らかになった。国民航空を建て直すために会長職に就任し、上川隆也さんが演じる主人公・恩地を会長室部長に抜てきする国見正之役で、第2部には陣内孝則さん、高嶋政伸さん、石丸幹二さん、平幹二朗さん、橋爪功さん、升毅さん、佐野史郎さんが出演することも決定した。長塚さん以外のキャストの役柄は随時発表される。

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 ドラマは、2009年に渡辺謙さん主演で映画化もされた故・山崎豊子さんの社会派小説が原作。国民航空の労働組合委員長を務める恩地(上川さん)と行天(渡部篤郎さん)は経営陣と対立するが、恩地は海外のへき地に左遷され、行天は幹部に取り入り出世していく。恩地はやがて旅客機の墜落事故を引き起こした国民航空の中で、新会長から組織にはびこる不正を調査する役割を与えられ奔走するが、そこに常務にまで上り詰めた行天が立ちはだかり……というストーリー。

 第1部は8日に放送を開始、夏川結衣さん、檀れいさん、板尾創路さん、小泉孝太郎さん、渡部さんらが出演。第2部は、空の安全を軽視した国民航空が大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こすところから物語がスタートする。

 長塚さんが演じる国見正之は、国民航空の会長に就任し、恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正の数々を調査させる役どころ。長塚さんは「恩地の前に、まるで救世主のように現れるのはいいが、その分、視聴覚的な実在感が微妙で、とても悩ましい準備期間を過ごしました。国見という役を通して、正義を貫くことのむなしさ、索莫とした非達成感、といったものを感じ取っていただけたら幸いです」とコメントしている。

 「連続ドラマW 沈まぬ太陽」は全20話。第1部は1~8話、第2部は9~20話。毎週日曜午後10時から放送。

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