脚本家の内館牧子さんがこのほど肺炎のため入院し、8日に東京都内で行われた「第6回忘れられない看護エピソード」の表彰式を欠席した。
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内館さんはこの日、表彰式にメッセージを寄せ、「このところ息切れと動悸がひどいと思っていた矢先、突然の高熱。歩くこともやっとという緊急事態になりました。いつも診ていただいている聖路加国際病院にはうようにして行きまして、そのまま即入院です」と経緯を説明した。
「忘れられない看護エピソード」は、厚生労働省と日本看護協会が「看護の日・看護週間」の中央行事として主催。看護の現場で体験した心温まるエピソードを募集し、入賞作品を表彰するもので、今回は3305作品が集まった。
内館さんは毎年、特別審査員を務めているが、今回が初めての欠席。内館さんは「私は忘れられない看護エピソードを拝読することと、表彰式でみなさまにお会いすることが毎年楽しみでした。なのに今回は、みなさんにお会いするどころか、突然の入院で看護職のお世話になってしまいました」といい、入院したことで「朝から晩まで看護師さんに助けていただき、あらためて看護職の方々がどれほど多くの人の命を支えているかを思い知らされました」と明かしている。