俳優の佐野史郎さんがこのほど、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、NHK FMのラジオドラマ「桜を伐(き)る」の収録後に会見。認知症の母と愛人、妻に追い込まれていく初老の主人公・敏夫を演じる佐野さんは「『こういうドラマをやりたいんだよね』という、そんなドラマです。(自身も)60(歳)を過ぎ、30代にマザコンの役をしていた頃とは違います」とジョークを交えて語った。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
同作は、NHK名古屋放送局が1985年から行っているラジオドラマの脚本募集企画「創作ラジオドラマ 脚本募集」で、2015年度に152編の中から最優秀賞を受賞した熊本県の松本光雄さんの脚本をラジオドラマ化。14日にNHK FMのラジオドラマ番組「FMシアター」で放送される。
母の認知症をきっかけに、亡くなった父の愛人問題、自分自身の不倫など少しずつ家族の闇が見えてくる……という展開で、「トン、トン、トン……」と桜を切る不気味な音が響く中、主人公の心理をブラックユーモアたっぷりに描いていくサスペンス作。
佐野さんは「今回のこのドラマの主人公に年齢が近いので共感できる部分もあります。破たんしている60代の夫婦が、それ(夫婦関係)を続けるってどういうことなのか考えさせられました。どう幸せに生きていくのか。今の時代を反映したドラマだと思います」とコメント。「サスペンスであり、ミステリーであり、ホラーでもあります」とアピールした。
会見には、敏夫の妻・和子を演じる木内みどりさん、敏夫の母・ハツを演じる山田昌さんも出席。木内さんは今回の出演オファーに「飛び上がりたいほどうれしかった」と明かし、「私はラジオドラマが一番好き。流れてくる音に耳を澄ませて集中して、心で聴かなくてはいけなくて、宝がいっぱいあると思う」とラジオドラマの魅力を熱弁。
さらに、木内さんはドラマについて「夫婦間に問題があっても人生の残りをどう生きるのか、自分なりに整理していこうとしている主人公たち。その矢先に、桜を切る音が聞こえてきて、急に過去の記憶がよみがえってしまう……。聴いた人によって受け止め方も違うと思う。人生にシナリオや正解がないのと同じで、そんなところが魅力だと思います」と話した。
ラジオドラマ「桜を伐る」はNHK FMで14日午後10時~同50分に放送予定。
ドラマ「JKと六法全書」(テレビ朝日系)で主演を務めていることも話題の幸澤沙良さんが、5月22日発売のマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)26号の表紙に登場した。
「令和のグラビアクイーン」などと呼ばれている沢口愛華さんが5月20日、自身のインスタグラムを更新。同日発売のマンガ誌「月刊ヤングマガジン」(講談社)6号に登場したことを報告した。
レースクイーン活動に復帰したことも話題の川瀬もえさんが、5月21日発売の週刊誌「週刊SPA!」(扶桑社)5月28日号のコーナー「推し撮」に登場した。温泉旅館で和装、水着姿を披露。…
フジテレビのスポーツニュース番組「すぽると!」(土曜深夜0時35分、日曜午後11時15分)でMCを務めるなど、話題の佐久間みなみアナウンサー。5月22日に発売される自身初のフォト…