“世界のニナガワ”といわれた舞台演出家の蜷川幸雄さん(享年80)が12日に肺炎による多臓器不全のため亡くなり、ゆかりのある俳優の藤原竜也さんが13日、所属事務所を通じてコメントを発表した。藤原さんは、蜷川さんが亡くなる前日の11日、入院している病院にお見舞いに行ったといい、「最期に会えてよかったです」とコメントしている。
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藤原さんは1997年、蜷川さん演出の舞台「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを獲得し俳優デビュー。2003年、国内で史上最年少の21歳で主役を演じた舞台「ハムレット」で主な演劇賞を総なめにした。
藤原さんは「僕を生んでくれたのは蜷川さんです。たくさんの演劇人生をありがとうございました」と感謝の言葉をつづり、「真面目に突き進んでいきます」と決意を語っている。
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