放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
波瑠さんが7月にスタートする連続ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(関西テレビ・フジテレビ系)で主演を務めることが21日、分かった。2015年9月~16年4月に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主演を務め、現在放送中の連続ドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)に出演するなど大活躍中の波瑠さんだが、民放の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。新人刑事で異常犯罪に立ち向かう藤堂比奈子を演じる波瑠さんは「皆さんに助けてもらいながら、自分なりに精いっぱい主演を務めようと思います。刑事役も初めての経験ですが、喜びも苦労も全部思いっきり味わいたいです!」と意気込んでいる。
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波瑠さんが演じる比奈子は、母親の形見で「進め!比奈ちゃん」と書かれた七味缶をお守りとして常に持ち歩き、何にでもその七味を振りかけ、周りから変わり者扱いされている。また、比奈子が刑事になった理由は「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するためで、猟奇殺人現場でも平然と捜査に取り組む。
波瑠さんは、役どころについて「不思議な女の子ですが、そういう部分も含めて少し謎めいた一面があります。ドラマの中で徐々に明らかになっていくものがあると思いますので、私も今後どうなっていくか楽しみです。人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていただけたらうれしいです!」と話している。
ドラマを手がける河西秀幸プロデューサーは波瑠さんの起用理由を「これまで波瑠さんが芯の強い女性、純真無垢(むく)な女性、ミステリアスな女性などさまざまな女性を魅力的に演じる姿を拝見してきました。主人公の比奈子は、一見すると感情豊かですが、ある“心の闇”を抱えており、それを周りに気付かれないよう巧みに生きています。そんな二面性を持つ女性だからこそ、波瑠さんに演じていただけたらきっと面白い作品になると確信し、お願いさせていただきました」と説明している。
ドラマは、内藤了さんの小説「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(KADOKAWA)が原作。警視庁刑事部捜査第1課に配属された新人刑事・藤堂比奈子が、敏腕先輩刑事やオタク鑑識官、“死神”と呼ばれる女性監察医など個性豊かなメンバーたちに支えられながら、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査にあたる……というストーリー。フジテレビ系で7月から毎週火曜午後10時に放送。
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