今週のとと姉ちゃん:第8週「常子、職業婦人になる」見どころ タイピスト目指す常子の奮闘 真野恵里菜も登場

練り歯磨きをチューブに入れて販売することを思いつく常子(高畑充希さん)(C)NHK2016
1 / 20
練り歯磨きをチューブに入れて販売することを思いつく常子(高畑充希さん)(C)NHK2016

 高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「とと姉ちゃん」は23日から、第8週「常子、職業婦人になる」に入る。ビジネスに挑戦した常子(高畑充希さん)は、家族のために職業婦人を目指すことになる。今週の見どころは……。

あなたにオススメ

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。第7週「常子、ビジネスに挑戦する」では、学校の最高学年となった常子が、新しい担任東堂チヨ(片桐はいりさん)と出会い、女性の自立を教えられ、練り歯磨きづくりのビジネスに挑戦する姿が描かれた。

 第8週「常子、職業婦人になる」は、鉄郎(向井理さん)の借金を背負わされてしまった常子たちは、乱暴な借金取りに囲まれるが、屈強な青柳の男たちを連れた滝子(大地真央さん)や隈井(片岡鶴太郎さん)らに救われる。事業そのものは失敗した常子だが、「人のためになるものを作り、売る」ことの大切さを学ぶ。鞠子(相楽樹さん)は大学進学の希望を常子に告白、母・君子(木村多江さん)は反対するが、初めてやりたいことを見つけた鞠子に、常子は援助を約束する。鞠子のために少しでも給金の高い仕事に就きたい常子は、東堂に相談し、「職業婦人」を目指すことに。当時の女性にとって花形の職である「タイピスト」になるためには、複雑な技術を短期間で習得しなければならず、家計を支え、鞠子の夢をかなえるため、常子は猛特訓に励む。そして春になり、常子は親友の綾(阿部純子さん)との別れを経て、新たな生活に進んでいく……という展開。

 第8週の見どころは、妹の夢をかなえるために、難関のタイピストを目指す常子の奮闘。新たな職場で常子が出会う真野恵里菜さん演じる早乙女ら、一癖ありそうな先輩職業婦人たちにも注目だ。

写真を見る全 20 枚

テレビ 最新記事