施設に閉じ込められた男女9人がデスゲームに参加させられるアドベンチャーゲーム「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」(3DS・PSVita、スパイク・チュンソフト)で、同作のディレクターとシナリオを担当した人気ゲームクリエーターの打越鋼太郎さんと、同作に登場するキャラクターの1人・ダイアナを演じた声優・能登麻美子さんの対談動画が9日、公開された。動画の対談部分は約10分で、打越さんと能登さんの出会い、「ZERO ESCAPE」の見どころなど“裏話”を語っている。
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「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」は、2009年に発売された「極限脱出 9時間9人9の扉」、12年発売の「極限脱出ADV 善人シボウデス」に続くシリーズの完結編。男女9人が脱出を目指すものの、1人が死ぬごとに一つ公開される扉のパスワードを巡り、他のチームを殺すか、別の方法を模索するかが委ねられている。6月30日発売予定で、価格は5800円(税抜き)。
対談動画では、打越さんと能登さんが前作「善人シボウデス」の開発時に知り合ったことを明かしながら、能登さんが「これだけのストーリーをどうやって作っているのだろう?」と関心を持ったことを明かしつつ、「ZERO ESCAPE」について「『善人シボウデス』のときよりもキャラの持っているバックボーンが生々しい」「良い意味でエネルギーをいっぱい持っていかれる」と感想を語った。打越さんは「ゲームでは、感情がこもったシーンが多い」とうなずきながら「(ゲームでは)能登さんのもう一面が見られるのが見どころかも」と話していた。
打越さんは、名作ゲームの一つとして知られる「Ever17」の企画原案としてかかわったことで知られる人気のゲームクリエーターで、アニメ「パンチライン」の脚本も手掛けた。能登さんは、アニメ「君に届け」の黒沼爽子役、「地獄少女」の閻魔あい役などで知られる人気声優の一人。
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