長谷川博己:バイトでリリー・フランキーの原稿を取りにきていた! 20年前から続く“奇縁”明かす

映画「二重生活」の完成披露試写会に登場した長谷川博己さん(左)とリリー・フランキーさん
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映画「二重生活」の完成披露試写会に登場した長谷川博己さん(左)とリリー・フランキーさん

 俳優の長谷川博己さんと、イラストレーターで作家のリリー・フランキーさんが14日、東京都内で行われた映画「二重生活」(岸善幸監督、25日公開)の完成披露試写会に、主演の門脇麦さんらとともに登場。リリーさんは「長谷川君が大学生の時に出版社でアルバイトしていて、僕の原稿を取りにきていた」と告白。長谷川さんは「20年前ですね」と懐かしみつつも「ピンポン押しても、よく居留守を使われていた」と明かし、会場の笑いを誘った。

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 リリーさんは「そういう意味では、昔ずっと長谷川君に“尾行”されていた」と映画の内容になぞらえると「僕の仕事場に日本映画のエッチなポスターが貼ってあって、編集の人は大体ドン引きするんですけど、この人(長谷川さん)だけ食らいついてきて、『そのポスター、どこに売っているんですか』って聞いてきた。その時に『将来何になりたいんですか』って聞いたら、『映画監督になりたいんです』って言っていた」と過去を暴露。さらにリリーさんは「そして僕が一番、最初に出させてもらった映画のオーディションに長谷川君は落ちている」と明かすと、長谷川さんは「誰がやるんだって思ったらリリーさんがやっていた」とさらなる奇縁を明かし、共演者を驚かせていた。

 「二重生活」は直木賞作家・小池真理子さんの同名小説を映像化。門脇さん演じる珠は、大学院で哲学を学ぶ平凡な学生だったが、ある日、担当の篠原教授(リリーさん)からひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”を勧められる。珠は、妻子と暮らす珠の隣人で大手出版社に勤める石坂(長谷川さん)の尾行を始め、いつしか禁断の行為にはまっていく……というストーリー。珠の恋人役・卓也は菅田将暉さんが演じている。

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