志田未来:子供捨てた母役で連ドラ出演 11年ぶり遊川作品に「緊張感」

連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」に出演する志田未来さん=朝日テレビ提供
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連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」に出演する志田未来さん=朝日テレビ提供

 女優の志田未来さんが、尾野真千子さん主演の連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)に25日放送される第7話から出演することが21日、明らかになった。志田さんは、尾野さんと江口洋介さん演じる夫婦が養子縁組しようとしているハジメ(横山歩くん)を虐待し、置き去りにして失踪した実母の黒川泉を演じる。

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 志田さんは「正直に言って、実の母親という重要な役が私でいいのかなという大きなプレッシャーを感じました」といい、「また、23歳の私が5歳のハジメの実母? という衝撃もありました。途中からの参加でいきなり5歳児の母親になる。しかも子供に対して愛情を持てていないという難しい役で、現場でも作品の中でも、どう母親としていたらいいのだろうといろいろ考えています」とメッセージを寄せている。

 ドラマは、特別養子縁組制度を題材にしたホームドラマで、「家政婦のミタ」「女王の教室」などの遊川和彦さんが脚本を担当。ピアニストの梅田美奈(尾野さん)と夫の信次(江口さん)がある日、親に捨てられた男の子(ハジメ)と出会い、特別養子縁組で親子になろうとするが……というストーリー。

 志田さんは、遊川さんが脚本を担当した2005年放送の「女王の教室」で初の連続ドラマレギュラー出演を果たし、約11年ぶりに“遊川”作品に出演することについて「また遊川さんの作品に出させていただけるということで、今までにない緊張感を感じています」といい、「少しでも成長した姿をお見せできたらなと思っています」と意気込んでいる。

 さらに、ドラマについて「本当にたくさんの愛があふれていると思いながら拝見していました。『特別養子縁組』についてもこのドラマを通して知ることができました」と話し、共演者については「私が言うのもおこがましいですが、みなさん演技派ですばらしいお芝居をされる方々なので、その中に自分が飛び込んでいくというのは、やはりこれも緊張です」とコメントしている。

 第7話では、ハジメの出生届を持つ泉(志田さん)の母・月子(富田靖子さん)が、美奈(尾野さん)ら梅田家に断りもなく、いきなりハジメ(横山歩くん)を連れて帰ろうとする……という展開。ドラマは、毎週木曜午後9時から放送。

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