真田丸:草刈正雄と中島亜梨沙が北海道の“沼田”に

北海道沼田町で行われた「夜高あんどん祭り」を訪れた中島亜梨沙さん(左)と草刈正雄さん=NHK提供
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北海道沼田町で行われた「夜高あんどん祭り」を訪れた中島亜梨沙さん(左)と草刈正雄さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁(堺雅人さん)の父・昌幸を演じる草刈正雄さんと吉野太夫役の中島亜梨沙さんが27日、北海道沼田町で行われた「夜高(ようたか)あんどん祭り」を訪れた。

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 沼田町を開拓した沼田喜三郎の祖先が、「真田丸」の舞台である群馬県沼田市の出身という縁があり、ドラマの放送をきっかけに、沼田町と沼田市の交流が始まったといい、草刈さんは「沼田は私が演じる真田昌幸が最後までこだわっていた大切な場所。その『真田丸』の沼田が縁で、沼田町と沼田市の交流が始まったということはうれしく、縁の不思議さを感じています。物語はいよいよ佳境。昌幸の2人の息子たちもどんどん成長していき、その過程を私自身も楽しみに演じています。皆さんどうぞご覧ください」と語った。

 「夜高あんどん祭り」は、14基のあんどんが町中を歩き回り、高さ約7メートル、長さ約12メートル、幅約3メートル、重さ5トンの大型のあんどん同士がぶつかり合う「けんかあんどん」も披露。草刈さんは「沼田町あんどん祭りを楽しみにして来ました。空港からの美しい田園風景に心癒やされました。山車を見て、故郷の北九州の祇園太鼓を思い出し、ワクワクしています」と喜んだ。

 札幌市出身の中島さんは「北海道にも『真田丸』の熱気が伝わり、北海道出身としてもうれしいです。私にとって、『真田丸』は新たな役柄を開拓できた大切なドラマ。草刈さんのすてきな色気に負けないよう一生懸命、色気のある太夫を演じました。昌幸様と一緒に北海道に来られて光栄です」と語った。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さんらが出演している。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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